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88 MILES PER HOUR

#野球#映画#"Less is more"#財務系サラリーマン#日本語#トルコ語#英語(勉強中)

アキナイ

私は別段、綺麗好きではないけれど

周囲もそんな目で見てはくれないけれど

耳掃除は嫌いではない

ロードレーサーの汚れたチェーンやタイヤを洗うのも嫌いではない

グローブの手入れもちゃんとするし、毎日頭は洗う、当然ながら

小学生の頃、机の表面の傷に詰まった消しゴムのカスなんかを

コンパスの針で綺麗にするのは、むしろ好きだった

深夜に放送しているどこの異国か分からない通販番組も好きだ

現実にはあり得ないほどに汚れたシンクが

常に新発売の洗浄液で綺麗になる様を見ているのは、正直言って楽しい 

「汚れが落ちる」

この浄化作用に対する我々、ホモサピエンスのカタルシスは並々ならない

じゃあ、もういっそのこと

その「汚れ」を販売してしまったらどうかと思う

油性インクが綺麗に落ちる「洗浄液」ではなく

水拭きだけで落ちる「汚れ」を、だ

現代社会に生きるストレスを抱えた人にきっと受ける、と思う

というか特性の液で汚した「何か」を通信販売して

それを購入者が綺麗にする

これはこれで需要があったりするんではないだろうか、こんな世の中だし

毎日、気づけば耳掃除をしてしまう、そこのあなた

あなたはいつか、「溜まりに溜まった耳垢をごっそりと掃除したい」

そんな希望、あるいは夢はないか

そんなあなたに捧げる、「人工耳垢」

専用の液を耳に綿棒で塗布し、それからスポイトで水を一滴

たちまち耳は、耳垢だらけ

それをただひたすらに、あなたは掃除する

嗚呼、すっきり

ほら、ストレスもすっきり

商売、SHOW BYE