110日目
蚊ってイラッとくる昆虫ナンバーワンだと思います。 ハエ目カ科のあいつめ。 アンタルヤの夜は、もう夏の夜です。 キンチョウの夏です。 窓に網戸がないのがつらい。 というか、トルコで網戸を見ていないかもしれません。たぶん。 あったかな、網戸。アミド。 窓を閉めると、暑いし、眠れない。 窓を開けると、蚊が入ってくるし。 目をつむった時に時折やってくる、 耳元での「ブーン」といった蚊の羽音は、気に障ります。かなり。 何よりも釈然としないのは、蚊に刺された後に残る、やり場のない痒みです。 ただでさえ、血を吸われ、 あまつさえ痒さまでも与えられる屈辱は耐えがたい。 血を吸って、さらに痒くさせる。 性根が悪いとしか思えません。性悪。 献血でもすれば、ジュースをくれるというのに。 立つ鳥後を濁さず。を見習って欲しいものです。 あの痒みはの由来は、蚊の唾液によるアレルギー反応らしいですが、 あの痒みさえ残さなければ、人間から攻撃されることもなく、 それこそ「蚊取り線香」といった大量殺戮兵器の開発も、 「虫除けスプレー」といった防護品も、 ここまでの進歩はなかったと思われます。 なんで、痒くさせるの、ねぇ。 唾液による痒みをなくす→人間から攻撃が軽減→種の保存がより効率アップ 進化論とは、かくあるべきだ。 というか当の「蚊」が、人間に攻撃される理由が、 己の唾液にあると気づいてないのかもしれません。 これに早く気づいてもらうか、気づかせないといけませんね。 |
蚊の面を拝んでやろうと、マクロで15分奮闘しましたが、逃げちゃってだめでした。 |