113日目
トルコ語にも、「R」と「L」の違いがあります。 日本語には区別がありません。 ただあるのは、らりるれろ 外来語に対しても、差異はありません。 ら・「ライカ」 り・「リキュール」 る・「ルービックキューブ」 れ・「レモン」 ろ・「ローリングストーンズ」 発音の点で、日本人にはアドバンテージがあります。 これは、言語習得の上で最大の壁だと思います。 「R」と「L」を区別する言語であればよかったのに、思うことはしばしばです。 日本語について、よく聞かれます。 私が主に説明するのは、 ・「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3種類のアルファベットを使用すること ・それらを、混合して使用すること ・私も全てのアルファベット(=漢字)を知らないということ ・新聞を読むには、だいたい2千から3千ぐらい覚える必要がある ・全部だと1万以上のアルファベットがある ・文法的には、トルコ語と似ている(語順や構文の取り方など) こう説明してると、日本語ペラペラの自分ってすごいんじゃないかという、 アホみたいな倒錯感を感じてしまいます。 そんな自分は嫌いですが、同時に言語を操る難しさに改めて気づかされます。 トルコ人と知り合えば、 「日本語で~は、何ていうの」と訊ねられます。 では、「~」に入る一番の言葉はなんだと思いますか? 私が、これまでの統計で、一番教えて欲しいと頼まれたのは、 「I LOVE YOU」です。 さすが、情熱的なトルコのみなさん。 しかし、返答に悩むんですよね、 「私はあなたを愛しています」 「私があなたが好きです」とか、 日本人が面と向かって言うのを私はほとんど聞きません。 「I LOVE YOU」をなんと訳すべきか。 お茶を濁させることに限っては、日本語はかなり表現が多様な気がします。 だからこそ、日本の政治は推して知るべしなのかもしれません。 もし、国会答弁が「英語」で行うようにすれば、 「YES」と「NO」がより明瞭になり、 今の現状よりは、よりストレートに物事が進むような気がします。 時には、表現にこだわらない率直な表現も必要です。 それが、スピードも要求される政治の世界ならなおさらのことに。 そこに日本の文化を見たりするわけです。 結局何が言いたいのか、私にもわかりません。 ぜんぜん関係ありませんが、 ドッヂボールは、「DODGE BALL」なので、 ダ行という点で、「ドッジボール」には反対です。 ドッヂボールやりたい。 味方が喰らったボールを地面に接するまでにキャッチして、 「セーフ♪~♪」ってやりたい。外野もやりたい。 |