120日目
映画館へ行きました。 見たのは、「ハルク」です。 今回は、大学近くのショッピングセンター内の映画館で見ました。 施設は概ね清潔で、日本と同じ複合上映のシアターといった感じ。 只今、キャンペーン中のようで、 「平日は、チケット料金が2人で1人分」 という、ものすごい内容のキャンペーンを展開しています。 ようは、二人で行けば半額ということです。 平日の全ての上映に対してなのですから、これはすごくないですか。いや、すごいんです。 日本では、ほぼ確実に料金の安いレイトショーで映画を見ていた私には、かなりの衝撃です。 トルコでは、もとい、アンタルヤでは、 こういった旨のキャンペーンを良く見かけます。 「2つ買ったら、1つプレゼント」 「3つ買ったら、2つプレゼント」 「150YTL以上の購入で、50%オフ」 20%OFFや50%OFFは、もう当たり前です。 |
私は、どちらかといえば、1つで十分だから安くしてくれと思う方です。 別にそんなにいらないし・・・・。 話がそれました、映画の話です。 近年アメリカンコミックの実写が多いですね。 元をたどれば「スーパーマン」にたどり着くわけですが、 「ゴーストライダー」、「Vフォー・ヴェンデッタ」 「イーオン・フラックス」、「ファンタスティック・フォー」など、枚挙に暇がありません。 私が一番好きな、アメリカンコミックは「ニンジャタートルズ」です。 下水道に住んでるヒーローっていうのは、なかなかいないでしょう。 設定からしてグッときます。 ハルクの話でした。 俳優人が豪華ですね。 エドワード・ノートンは個人的にとても好きです。 ティム・ロスも好きです。 「海の上のピアニスト」の印象が私には強くて、いまだ拭えません。 彼が登場する映画は、 これは1900じゃない、1900じゃないと切り替えてからの鑑賞になります。 あの映画が、思春期の私に与えた衝撃は大きかったです。 一緒に行った友達は、ものすごい酷評でした。 私は映画館で寝たりすることが、どうもできません。 というか、どんな映画でも映画館で見ると、それなりにおもしろいんですよね。 映画を見る前と後で、何か変わっていたいと思って目を凝らしています。 映画館で眠れる人は、大人だなぁと思います。 結論からいえば、アクションムービーという点では可もなく不可もなしです。★★☆☆☆ 物語は勧善懲悪というより、主人公バナーの逃亡生活が主です。 戦闘シーンにおけるカメラワークは、スパイダーマンと比べると、物足りない感じです。 もといバットマンやスパイダーマンのように、スーツを着込んで演じるわけにはいかないので、 ブルーバックかなぁ、と雑念が入ってしまいます。 バナーはハルクになると理性を失ってしまうので、感情移入がしにくいです。 コミックの実写映画の醍醐味はストーリーではなく、 如何に見せるかといった、表現力にその映画の質が問われるような気がします。 そもそも動機そのものが、実写で表現したいから、にある気がします。 前作でエリック・バナが演じた「ハルク」よりは、楽しかったです。 こういったアクション映画は、何かを心に残すというよりは、 ある意味、本当に2時間きっかりスパッと綺麗に切り取ってくれます。 リブ・タイラーってまだ30歳なんですね。ぜんぜん知りませんでした。 |