196日目
そういや、去年もトルコにいたときに総理大臣が代わりました。 あの時はトルコでインターネットを一切、見なかったので、 日本に帰国してから、「イチローの打率」と「総理の辞任」に驚いたのを思い出します。 そんな日本で総理大臣が辞任した今日、9月1日。 トルコでは、ラマザンが始まりました。 所謂、「断食」ですね。 イスラム教には、6信5行というものがあります。 6信はちょっと専門的になりすぎるので、 ムスリムに求められる信仰行為である、5行を次に書きます。 「断食」といっても正確には、「日が昇って、沈むまでは飲食をしない」ということです。 実際アンタルヤでは、 ラマザンが始まった今日も、お昼にケバブにかぶりつくトルコ人もいるわけで、 断食を実際に行っている割合というのは、どれぐらいなんでしょうか。 いろんなトルコ人に聞いてみるのですが、 返ってくる答えは、 「95%だよ」 「30%ぐらいかな」 「50%じゃないか」と判然としません。 私が読んだ本では、たしか80%だった気がします。 もう訳わかんないですね。 ラマザンは、「断食月」であるとともに、「お祭り月」でもあります。 街には、「ラマザン」色に姿を変えます。 |
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今まで何もなかったところに、お店が出現します。 夏祭りのテキ屋みたい。 売られているのは日用品、衣類がほとんどです。 |
小さな遊園地も出現しました。 これ、よくもって来たな・・・・・。感心。 |
カミカゼ。 日本のアトラクションに「神風」なんて名付けられません。 「神風」という言葉の重み。 |
日が沈めば、街はさらに活気付きます。 ラマザンで一番つらいのは、ロカンタで働くガルソンや、料理人達じゃないでしょうか。 断食をしているコックさんは、味見をするときは口に含んで吐き出すらしいですよ。 20代未満のソムリエみたいですね・・・・・。 ラマザンは一ヶ月続きます。 ラマザンは毎年10日前倒しされるので、 2010年は真夏の8月にラマザン開始と相成ります。 8月に飲まず食わずは・・・・・。 あー、明日試験だ。 |