204日目
バスに揺られること、20時間。
午後に無事トラブゾンのオトガル(=バスターミナル)に到着しました。
20時間という時間は、アンタルヤでの日々を思い出して反芻するには適当な時間でした。
バスでトルコを移動すると、トルコの広さに改めて気づかされます。
トルコの国土面積は、日本の約2倍に相当します。
トルコには、街と街の「間」があります。
日本には、街と街の「間」がほとんどないですよね。
あるといえば、北海道ぐらいじゃないかと思うのですが。
街から街へ移動する際に、だだっ広く寝そべる平野がトルコにはあります。
私は国内の旅行に車を多用するのですが、車窓から見える風景は「街」です。
「街」が適当でなければ、「集落」と表現すればいいのでしょうか。
要は、日本はどこにでも人が住んでいるなぁ、と。
日本ではいつでも「人の間」をすり抜けている気がします。
だからなんだという結論はないのですが、
「出発」と「到着」の間に、日本と違う感覚・・・・「間」があることは確かです。
さすがに20時間の旅路は疲れたので、
トラブゾンにいたときにお世話になったホテルにチェックインして、とりあえず寝ます。
やっぱりちょっと空が違いますね。