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230日目

「おかん」 

母方が到着したのは、朝の5時半でした。

ツアーで来たので、早速トロイの木馬のある「チャナッカレ」に行くそうです。

私は空港で、以前からトルコに持ってきてくれるよう頼んだ物資を受け取りました。

それで、母親が私に空港で聞いたんですよ。

「お金の種類が分からへんねんけど、これは?」

「それは、50リラ、だいたい5000円弱ぐらい」

「じゃあ、これは?」

「それは、1リラ、100円玉と同じ」

「あ、そう、これを枕銭にしたらいいねんな」

私の母親は、「チップ」を「枕銭」と言いよったんですよ。

「まくらぜに」ですよ、「ま・く・ら・ぜ・に」

このカタカナ語全盛の日本において、

「チップ」を自然に「枕銭」と言えるこの人を、改めて「すごいな」と思いました。

ろくに意味も分からず日本語を「カタカナ」で言い換えて使う、そんなご時世において、

「自分も負けてられないな」と思った、手前味噌な話です。そうでもないか・・・・。 

イスタンブルの旧市街を散策するなら、早朝がお勧めです。

誰もいないし、独り占めできます。