231日目
「イスタンブルの朝」 |
母方たちがトルコ周遊を終えて、 イスタンブルへ戻ってくるのは木曜日なので、 それまで、イスタンブルをぶらぶらすることにしました。 |
朝、イスタンブルのアジア側から船で通勤してくる人たち。 |
母親に日本から持ってきた貰った日本の雑誌を読んでいたら、いろいろ気づきました。 ある男性向けのファッション雑誌なのですが、 まず気づくのは、「カタカナ」だらけだということ。 ファッション雑誌からカタカナを抜いてみたらきっと、ページはスカスカの蜂の巣になると思います。 「それぐらいは、日本語を使ったら」と思う言い回しが、所々に多いです。 それから、広告としてあったグラビア女優の売り文句。 「神々のいない神無月に、留守を預かる天使が光臨」 これ、すごくないですか。 出雲大社に集まる八百万の神様が、1人の女の子に留守を預けるという表現。 っていうか、神道に「天使」の概念ってありましたっけ。 ガブリエルとか、ミカエルの類とごっちゃになってますよね、これ書いた人。 やっぱり、日本人にとって宗教、もとい神様って身近、というか軽い存在だなと思います。 例えば、人物の形容として、「~の神」として呼んでも違和感を覚えないのですから。 イスラム圏や、キリスト圏では、「神」とは絶対的な存在であるし、人の形容に使うなんて論外なのです。 プロの将棋棋士に加藤一二三氏がいますが、あの人は時々「秒読みの神様」と形容されますが、 加藤氏自身はクリスチャンなので、「神様」と呼ばれることに抵抗があると、いつか将棋雑誌で読みました まぁ、そんなところです。 |