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237日目

「再会」 

アンカラには、アンカラ大学日本語科に籍を置くロシア人の友達がいます。

アンタルヤにいたときに同じクラスでトルコ語を学んでいた友達です。

トルコで外国人用の入試試験を受け、アンカラ大学の日本語科に進学しました。

彼が日本語に興味を持ったのは、私と出会ってからのことですが、

彼は自分自身で日本語科を選び、入学しました。

私は何もしていません。ただずっと一緒に話をしただけです。

トラブゾンに帰るついでに、渡すものがあったのでアンカラに近況方向を兼ねて寄りました。

日本語を学び始めて、約3週間。

もちろんまだまだ話せるレベルではありません。

只今の授業進度は、ひらがな、カタカナ、及び漢字をいくつか・・。

それにしても3週間でひらがな、カタカナはある程度読めるようになっていたし、

すごく努力しているのだと思います。すごい。 

アンカラ大学の日本語科では、大学を卒業するまでに常用漢字1945字を終わらせるそうです。

「ひらがな」、「カタカナ」は、音声文字として「アルファベット」と同義かもしれませんが、

何よりも「ひらがな・カタカナ」を書くにあたって、「払い」「止め」「ハネ」がありますよね。

その点で、私は一線を画していると思います。書き順も重要だし。

以前、大学の講義でレポートにも書いたこともあるのですが、

日本語のコンピュータ表記というのは、かなり多様なんです。

例えば、私はこの「考えたこと」を書くにあたって、「MSP ゴシック OSAKA」のフォントを使っています。 

フォントの世界の広さ・すばらしさを私に教えてくれたのは、私の師匠ですが、

「フォント」って本当に、本当に奥が深いんです。

例えば、現在、文科省制定の教科書に使われているフォントは「教科書体」であるとか・・・。

英語のフォント書き文字とほとんどの場合、同じです。

しかし、日本語のフォントはそうはいきません。

ひらがなでいうと、「き」や「さ」は離れず繋がっているし、

「道」や「進」のしんにょうは簡略化されています。

これを、外国人学生は見たままかいてしまうんですよ。

フォントが書き文字とは多少なりとも形が違ってくるのが日本語であり、

これは、言語学習者の弊害となると思うのです。

私たちは日本語のネイティブスピーカーであり、なんとなく形を見れば読めるかもしれませんが、

すこしでも形が違えば、学習者が文字を読み取ることは、難しくなるのです。

ということを知ってもらえれば、幸いです。

とりあえず、書き文字としては、正しい日本語を書きましょう。 

話は変わって、アンカラで大学の後輩君に会いました。

説明も長いので端折りますが、偶然でした。

彼はアンカラが初めてと言うことで、一緒にアタチュルク廟へ行きました。 

相変わらず、広い。 

紅葉。 

モノポリー