269日目
「お釣りが小さくて、ごめんなさい。」と、YHの受付の方に言われました。 トルコは、お釣りがないと他の店に店員さんが走っていくのは日常的で、 「お釣りないから、他の店で両替してきて♪」なんて言われるのも茶飯事で、 あまつさえ 5リラのお釣りに対して、25クルシュを20枚で、なおかつ無言で渡される国なのです。 そんな生活を、日常的に送っていました。 それが今日・・・・・、 「お釣りが細かくなってごめんね」と、言われたのです。 久しぶりのやり取りが懐かしくて、 小さく感動してしまった、今日の始まり始まり~♪。 |
マドリードのモチーフ。 |
リッツ。 |
ティッセン・ボルネミッサ美術館 これで、マドリード三大美術館制覇♪ ルネッサンス、印象派、近代芸術と幅広いコレクションだよ、伯爵。 静物画も結構好きな自分に気づきました・・・・。 |
黄金のカフェイン抜きコーラ。 これって日本でも売ってるんでしょうか、個人的にはペプシ派なんですが・・・。 |
YHのキッチンは、冷蔵庫が共同です。 世の中で一番怖いのは、YHの冷蔵庫かもしれない・・・。 各国の旅行者が残していった料理の残り、朽ち果てた食材の数々・・・。 おぞましい匂いと光景が、扉の向こうで待ち構えています。 っていうか、俺のピューレトマトを勝手に使ったの誰やーっ!! |
熊の像は、待ち合わせ場所として多くの人が利用していました。 |
夜のマドリードをぶらぶらと徘徊。 |
夜11時を回っても人通りは絶えませんでした。 寒くなって、定点観測おしまい。帰りました。 |
これから書くことはトルコでも時々考えていたことで、 考えては忘れ、考えては忘れてしまっていました。 温めすぎて、レンジでチンしたコロッケみたいにビチョビチョになってもアレなので・・・・、 思い出した今、書いておこうと思います。 まとめるのが下手なのは既に周知の事実で、長くなるかもしれません。すみません。 「I ROBOT」、及び「I AM LEGEND」という映画をご存知でしょうか。 「I ROBOT」はアシモフの小説が原作ですので、おそらく有名でしょう。 そういえば、どちらも「ウィル・スミス」の主演ですね・・・・、本論とは、関係ありませんが。 気になるのは、題名なんです。 私は、「I」の部分が気になるのです。 ポルトガル語は、「Eu」だそうです。(指差し会話帳に載ってました。) スペイン語ではたしか、「Yo soy」が「I am」のはず・・・。 (映画の「GO」で窪塚洋介が「ノ・ソイ・コレアーノ!ニー・ソイ・ハポネス!」って言ってたし。) するとトルコ、ポルトガル、スペインでは、 「I,ROBOT」及び、「I AM LEGEND」における「I」の部分が、 それぞれの言語の「一人称代名詞」で翻訳されています。 というのも上記3国についてはちゃんと確認してきました。確認済み。 一方、我らが日本では邦題として、「アイ ロボット」及び、「アイ アム レジェンド」なんです。 「日本語は自主性ないなぁ」と思いきや、 日本語は一人称代名詞が多いので、これは仕様がないとは思います、というのが現状。 「I,ROBOT」を例に挙げれば、 「私は、ロボット」でも、 「おいどんは、ロボット」でも、 「おれっちは、ロボット」でも、 すべては翻訳として、決して間違いではないのです。 「I am legend」なんて、もっと難しいです。 「私が伝説」なのか、「私は伝説」なのか・・・・。 「おれっちが伝説」を英語にしたら、ちゃんと「I am legend」になるんだから・・・・。 「が」と「は」の違いで、意味合いは変わってしまうんです。 「一人称代名詞」の数的多さ、文法などを踏まえると、 だからこそ「アイ、ロボット」であり、「アイ アム レジェンド」であるのでしょう、と思っています。 カタカナ語表記というのは、時として必要に迫られる場合もあるんですね。 このまま、洋画における邦題の付け方に一言物申したいのですが、それはまたいつかにします。 まだ、煮詰まってないので・・・・・。 今、書いたのは、外国語→日本語について。 今度は、日本語→外国語について。 漫画を例に挙げましょう。 私は、漫画に疎いので国民的漫画の「ドラゴンボール」で行きましょう。 「オッス!オラ・・・」といえば、孫悟空の「溌剌さ」が、コトバから滲み出ていますね。 「俺様が・・・」といえば、べジータの「天上天下唯我独尊ぶり」が、滲み出ています。 「ワタシに勝てるとでも・・・」といえば、フリーザの「冷酷さ」が滲み出ています。 これらを英語にしてみたら、ぜーんぶ「I」なんですよね・・・・。 たぶん「オッス!オラ、悟空」は、「Hi! I am GOKU」になると思います。チクショウ。 「俺様は、べジータ様だ!!」も、「I am VEGETA!!」になるんでしょう。あーあ。 「ドラゴンボール」は、ハリウッドの実写化も控えるほどの世界的作品ですが、 「オラ」、「俺様」などの違いをどうか伝わって欲しいな、と。 ちゃんと海外の読者に伝わってるのか、勝手に心配しています。 もはや漫画が「誇るべき日本の文化」であるのなら、ちゃんと伝わって欲しいな、って。 はい、長くなりました。まとまってないなぁ・・・。 お付き合いありがとうございました。 日本も寒い時候のようです、お体ご自愛くださいませ。 |