ベトナム③
勉強不足でした・・・・なるほどな~。
あの愛嬌のある顔面を拝見する機会はほとんどありません。
聞くところによると・・・「流行らない」からそうです。
要は都市部の多くの若者は「ダサくね?」と思っていたりするんだそうです。
トルコのムスタファ・ケマル・アタチュルク
フランスのナポレオン・ボナパルト
ロシアのウラジミール・レーニン
インドのマハトマ・ガンジー
ヒーローは争いを経て誕生します。
争わずしてヒーローは生まれません。
ヒーロー達はすべからく生死の境に身を投じているのです。
ホー・チ・ミンの遺体がレーニンと同様に保存処理されて展示されているそうです。
残念ながらメンテナンス中で入れませんでした・・・・・。
外観はトルコのアタチュルク廟にそっくりですね。
ベトナムには50を超える民族が存在するそうです。
マジョリティは全体の9割を占めるベト族です。
残りの50幾つの民族が残りの1割を構成し、それぞれの場所で暮らしています。
ベトナム人に言わせれば、民族出自は顔を見ればだいたい分かるそうです。
日本人はお互いを「縄文顔」や「弥生顔」と選別したりしますが
これは民族というより・・・・もはや人類のルーツレベルです。
民族意識にほとんど欠ける日本人を顔だけを頼りに選別するのは困難です。
県民性も方言や性格に差異あれど
見た目だけでの正答率はやはり低空飛行ではないでしょうか。
民族意識の欠落・乏しさからは、日本が単一民族国家であることが窺えます。
古来より日本における争いは「民族同士」というよりも、「家」同士の争いでした。
もちろんアイヌの英雄「シャクシャイン」を忘れてはいけません。
しかし往々にして・・・飛鳥時代も戦国時代も、争う相手は異なる「家」です。
やれ蘇我だの藤原だの、織田に石田だの・・・・・ぜーんぶ「家」です。
「藩」についても民族性はとりたててないですし・・・ね。
世界史を紐解けば、日本は2000年以上国号が変わっていない比類なき国です。
隋は唐になり、宋になりました。
イル=ハン国はティムール朝になり、サファヴィー朝になりました。
しかし一方その間、日本はいつでも「日本」でした。
入鹿の首が飛ぼうが、信玄が風のように動こうが、まったくお構いなしです。
歴史上、民族は独立を掲げ、のべつ幕無しに国家は統合を目指します。
そして時代が国号を改変し続けてきたのに・・・。
そう考えると、やはり日本は変な国・・・という着地点がしっかりしない話。
インフラ整備が整っていないこともあり
車よりも安価なバイク(ほとんど125ccのスクータータイプ)が国民の足として
縦横無尽、ほんとうに自由に走り回っています。
逆走、信号無視、歩道走行、加えてノーヘルと、バイクの横暴ぶりは目に余ります。
特に若者はファッション重視?だそうで、ミラーを付けないのがカッコいいらしい・・・。
もちろん上記すべて道交法違反だそうです・・・「警察が見てないから大丈夫」の精神です。
もし見つかっても場合によっては袖の下も可なんて、泣けてきます。
歩行者も慣れたもので
バイクが絶えず流れる道路を飄々と横断します。
コツはゆっくり歩くこと。
さすればバイクが避けてくれます。
毎回の信号待ちがツールドフランスのスタートのようです。
歩道でバイクに座ってる人は十中八九、バイクタクシーの運転手です。
(ヘルメット2つが決め手)