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#野球#映画#"Less is more"#サラリーマン#日本語(ネイティブ)#トルコ語(留学)#英語(米国駐在中)

53日目

 毎日トメルまでは、寮の前から市内バスで通っています。

バスは、料金一律です。

日本では、降りる人は前方から、乗る人は後方からですが、

最初に料金を払うので前方から乗り込みます。

大人 1YTL

学生 0.5YTL

高齢者(年金生活者) 0.75YTL    (※トルコの年金制度は現在65歳から)

アンタルヤでは、只今、現金払いからICカードへの移行期間です。

名前は「ANTKART」で、まぁ日本での「IKOCA」みたいなもん。

 

トルコの若者は、バスに乗ってきた高齢者には、往々にして席を譲ります。

これはもうコモンセンスみたいなもので、至極当然の行いのようです。

込み合っているバスの中で、

おそらく知り合いじゃないおばちゃん同士が

一つの席を二人で分けて座っている光景にも出くわします。

微笑ましい光景だなぁ、と。

まぁ、これを微笑ましいと思ってしまう私が、日本人として恥ずかしいのかもしれません。

しかし最近読んだ新聞の見出しによると、

「妊婦と高齢者に席を譲らない者には罰金125YTL inアランヤ」

まぁ、譲らない人もいるみたいです。

それでも、トルコのバスでは譲り合い合戦が行われています。 

飴と鞭。

雨と無知。

バスの車内には、「禁煙」と書いてあります。

乗客が吸っているところを見たことはありませんが、

運転手がタバコを吸っているのを度々見かけます。・・・・・。 

上の写真は市営のバスですが、

運転席は運転手の好みで飾りつけOKのようです。

この運転手さんは「フェネルバフチェ」のファンのようです。

ちなみにBGMもかかってます・・・・。チョイスBYドライバー。

日本に無いものがトルコにあり、

トルコに無いものが日本にあります。

これぞ、異文化コミュニケーション。真骨頂。