よもや、中学生と神の話をするとは思いませんでした。 寮内を歩けば、モンゴロイドな私は否応にも人目を引きます。 今日も、中学生に囲まれました。10人くらい。 「真剣十代しゃべり場」のような雰囲気でした。 私は、ゲスト的な位置づけで、もう十代じゃないし。 「死んだら天国へ行くつもり?それとも地獄?」 「どうして神を信じないの?それなら、何を信じるの」 今日一番印象に残った質問。 「この世界は、誰がつくったと思っているの?」 神話によれば、イザナギとイザナミがつくったとなっていますが、 これを信じている日本人は、どれぐらいなのでしょうか。 今、日本人が一番信じているのは、宗教以上に科学ではないでしょうか。 私たちが生きるこの世界に、 もっともそれっぽい答えを出してくれるのが、科学のような気がします。 現実主義を地でいく私は、科学がもっとも私を説得させてくれます。 ある意味、科学は「宗教」みたいなものだと、私は思っています。 どれだけ科学が進歩しても、 ゆるぎない事実というのは、存在しないような気がします。 結局すべては、人間の定義によるものなので、 人間がつくった定義で、この世を理解しようとする行為に思えます。 宗教も、科学も、 宇宙人といった第三者に、評価してもらいたいものです。 神様ってなんなんでしょうか。 信じるというのは、とてもアンバランスな行為のような気がします。 いくら科学を信じても、いくら宗教を信じても、 一方的な片思いで、向こうからは信じてくれない。 私は人間同士の信頼関係を信じます。 信頼関係がないものは、簡単には信じられません。 神様がいなくては生きられない人はいるでしょう。 しかし人間がいなくても、神様は気にしないんじゃないでしょうか。 私には落語に出てくるような神様の概念、もとい打撃の神様、川上哲治で十分です。 当の川上氏は、イチローについて、 「野球の神様といえば、彼のことじゃないかと思う」と言ったそうです。 そんな、神様がいれば私の人生は楽しいです。 というようなことが、言いたかったのですが、 言いたいことが全て彼ら・彼女らに伝わったかどうかはわかりません。 語彙を増やさないと。 トルコの中学生はすごいぞ、負けるな日本の中学生。 |
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ユーロ2008がすごいことになってます。 寮棟にはテレビが一台あります。 力道山の時代かと思うほどに、寮に残る学生でカオス状態です。 毎試合、トルコサポーターの熱狂振りはすごいです。 トルコ人にとってサッカーは、スポーツの代名詞ですからね。 準決勝は、どうなることやら。 |