168日目
受験戦線異状なしですか。 「受験戦争」と形容されるほどに、 切羽詰って勉強した記憶は正直ありませんが、 大学全入時代に突入しても、 テストの点数を取るために、学生は勉強しないといけないようです。 モラトリアムも最終章に差し掛かった私には、 高校受験も、大学受験も、もう過ぎ去った思ひで。 日本では、「塾」という教育機関は、 学校教育の「補助」的立場から、もうすっかり軌道を外れて、 進学における、重要なツールになりました。 それなら、トルコはどうなのか。 トルコの受験事情。 トルコにおける大学への入学システムは、 全国共通試験によって全て決まります。 日本で言うところの「センター試験」と似ています。 試験の解答形式も、選択問題です。 事前の進学希望と、試験の結果によって、 「あなたは、この大学に入学できます」という通知が来ます。 その通知結果から、学生は進学先を決定します。 そんなトルコの受験対策に、重要なのが「塾」です。 希望の大学に進学するには、 「塾」へ通うのが、一般的のようです。 「塾」側は、学生の獲得に必死です。 なんせ、広告がでかい。 |
2008年の共通試験 「fina」lアンタルヤ校から 100番以内に 6人 1000番以内に 90人 2000番以内に 187人 |
アンタルヤの中心部には、至る所に「塾」があり、 必ず実績を掲示する広告が掲げられています。 |
これは、イズミルにて撮影。 |
2008年の共通試験では、イズミル出身のメガネの彼が一番だったようです。 こんな風に、高得点を取った学生は、写真つきで広告に使用されます。 アンタルヤでも良く見かけます。 日本も、トルコも「受験」は熾烈だ、という話。 |