251日目
結果としては、もっと広い世界をみよう、みたい。ということに相成りました。 というわけで、魅力溢れるトルコを飛び出し、未知なるヨーロッパの扉を叩きます。 |
以後予算(1543)増える、種子島鉄砲伝来。 以後良く(1549)広まる、キリスト教。 初めてのヨーロッパは、ポルトガル。 読めるけど書けない、葡萄牙。 といってもイスタンブルからリスボンまでの道のりは、容易ではないのでした。 話すと長い話、書いても長い話。 まず、今日でサマータイムが終わったんですよね。 朝7時前に目が覚めて外を見ても、なんか人気が少ないな、と。 すでに動いているはずの電車も全く通らない。 これはおかしい、とテレビをザッピングしていて漸く気づきました。 サマータイムの終わりだからよかったものの、 サマータイムの導入の日には、時間が繰り上がるわけで、6時だと思ったら7時だったりするのです。 飛行機に乗り遅れたりするトラブルは起きないのか、気になります。 第一関門、まず出国手続きが、すんなりといかない。 アンタルヤを離れて以来、トルコでの滞在許可証を延長していなかったんですよね。 面倒くさい、面倒くさいと思っていたらツケが回ってきました。ツケは人の為ならず。 出国のパスポート検査で一悶着。 「君、滞在許可証の延長してないじゃないか。これ罰金だよ」 このとき、飛行機離陸の1時間前。 罰金の額自体は問題じゃなかったのですが、 この手続きが相変わらず、トルコ。 こっちは焦って急いでいるというのに、職員のおっちゃんはチャイを片手にパソコンのキーボード入力。 お願いだから、空いてる手も使って。いや、タッチタイピングして。 もちろん一つの部署で手続きが終わるはずもなく・・・・、罰金の支払いの場所は別の場所。 お願いだから、せめて隣接させといて。 で、搭乗手続きの締め切り5分前に罰金を払い終わり、もう一回パスポート審査へ。 そりゃ走りましたよ、「ホームアローン」なみにね。 空港でこんなに走ったのは、人生二回目。 あー、間に合ったぁ。と思ったら、出発が15分の遅延。なんなんだ・・・。 やっぱりトルコはトルコ。酸いも甘いも。 結局、定刻を大幅に遅れてイスタンブルを離陸。リスボンに到着。 そしたら再び、入国審査で一悶着。第二関門。 「日本からのチケットの半券持ってる?」 2月にトルコに来たのに、半券なんてもってません。ドッカイッタ。 ポルトガル語はぜんぜん分からないし、英語も発音が聞き取り難くて、ポルトガル。 職員が集まってきたかと思うと、パスポートを取り上げられ付いてきなさい、と。 待つよう言われた場所で待つこと、1時間半。 漸く呼ばれて入国審査官と別室でタイマン。 「なんで、ここにいるのか分かる?」 「いや、分かりませんけど・・・」 かいつまんで言うと、私の旅行者たる理由を問われました。 まず、私は帰りのチケットを持ってませんでした。 西方見聞録が終わればトルコに戻るつもりですが、だいたいからして予定は未定なのです。 なんかこれがあかんかったらしいです。 お前はヨーロッパに来るにあたって、十分なお金はあるのか、と。 滞在中どのようにお金を確保するのか、と。 クレジットカードの提示を求められ、 財布の有り金を数えられ、空港で待つ友達に電話をするよう言われ、なんだかんだ。 なんで私だけひっかっかるんだ・・・。バックパッカーはみんな、そうじゃないか、と。 友達が空港で待っていてくれたので、保証人、いや証明人になってくれて本当に助かりました。ありがとう。 なんともおかしな話です。納得いかないぞ。 と、ドタバタで始まりました。 どんなことが起こるかな、それいけ、イヒヒヒ♪お楽しみ。 |
リスボン大学に留学する友達と再会を祝って晩ご飯。 晩御飯には、私の希望を叶えてもらいました。 イスラム圏のタブーのブター。 ぶた、ブタ、豚。 ポルトガル語では「ポルコ」というそうです。 トルコでは、食えないの豚。 ポルトガルは9割カトリック系であり、もちろん豚肉は食されています。 スーパーで豚肉を久しぶりに見て、テンションあがりました♪ 美味いよね、やっぱり。ご馳走様。 |