アムステルダム最終日。
アムステルダムの人は、英語を話し慣れているなーと感じました。
本屋に並ぶ雑誌もオランダ語ではなくて英語そのままが売られていたりしますし、
道を聞いたり、ちょっと質問したりしても、
「あ、そんな構文使うんですか・・なるほどねぇ・・」とこっちが勉強になったり、
返答が流暢過ぎて不甲斐ない私には聞き取れなかったりします。
英語の使い方?が上手だ・・・・と思っています。
というのも、
先日のロジャー・ムーアのサイン会を見ていたときにも感じたのですが、
サインをもらうオランダの人たちが・・淑女も、若者もみーんな、英語で談笑していました。
でもやっぱりね・・・・・。
もともと「ゲルマン語族」っていうのは大きいな、とも思うわけです。
これは欧州をぶらぶらしていて如実に感じることでもあります。
YHではドイツ人やスペイン人などの欧州のバックパッカーと一緒になることが多いのですが、
概して「英語は、自国語と似ているから難しくないよ」と返されます。
確かにフランス語やドイツ語なんかのゲルマン語と比べたら、
英語は女性名詞も男性名詞もないし、動詞活用も比較的に多くないとは思います。
ゲルマン語族話者にはきっと頭に易しく入ってくるんでしょう・・・当たり前ですけど。
私たちは英語を飲み込むのにすごい時間がかかると思うのです。
サッカーのルールを知っていれば、フットサルなんて簡単に覚えられますよね。
英語を「サッカー」、イギリス人を「サッカー選手」とするならば、
日本語は「相撲」であり、私たち日本人は「相撲取り」です。
団体競技でも、球技ですらありません。
日本語はウラル・アルタイ語族と言われてますが、それも確証はありませんしね。
大野晋氏の本読んだときは納得しちゃいましたし・・・。
言うなれば孤独な言語なんです。
なんでもイチから覚えないといけません。
ボールの蹴り方も知りませんし、何人でプレーするのかも知りません。
何も知らないから名前も付けないといけない。
「先行代名詞」とか「関係副詞」とかね。
それでいてゲルマン語族の話者は、
「アイスホッケー」や「バスケットボール」、又は「ハンドボール」の選手であるわけなんです。
「サッカーって、この辺バスケと似てるやん、ラークチン♪」
「とりあえず、これをネットにぶち込んだら得点なんでしょ♪」
・・・といった風にです。
プレーする上での注意事項や、ルール、イレギュレーションが既に備わってるんですよねっていう。
しかし我々は手取り足取り教えてもらわないといけません、という話。
これでいくとトルコ語は、「セパタクロー」かな・・・、いや違うな。
うん、これ分かりにくいですね。
見切り発車でした、すみません。
でも、せっかく書いたので残しときます。
ディック・ブルーナはオランダ生まれなんですね・・・知りませんでした。
アムステルダムだと「Nijntje」(たぶん発音は「ナインチェ」)って書いてあるんです。
調べてみたら、「ミッフィー」は英語圏での呼び名なんですってさ・・・・、知らなかった。
明日は「ベルリン」へ向かいます。
今回の欧州見聞の最終都市です。
もうそろそろ終わりです。
もとい私が日本へ帰る日まで、すでに一ヶ月切っているこの状況・・・。
師走になった近頃、私の携帯電話にも、
「日本へ帰って来ました。携帯の再登録お願いします。」
という用件のメールがちらほらと大学の友達から来ますしね・・・・。
こんなことしてる間に私も日本へ、奈良へ帰ります。
タイムイズタイム。
一秒は一秒、一時間は一時間。
喜怒哀楽も、譲歩も、偽善も、親切も、裏切りも容赦もない。