@バイト
家の周りの田んぼにも水が入り、カエルの合唱も喧しくなってきました。
うちの周りの田んぼにいるカエルは「ゲロゲロ」と鳴いてねぇな・・・と思い始めました。
未だに適当な擬声語が判然としませんが、とりあえず「ゲロゲロ」には聞こえない。
もし動物の鳴き声に対する偏見、知識、情報がフラットな状態であれば、
でも私が英語のネイティブならば、「cock-a-doodle-doo」なんて絶対にしないし、できない。
鶏の鳴き声に「ダ行」なんてないじゃないですか・・・・って、これこそが偏見かもしれません。
動物の鳴き声の擬声語に正解が絶対に無いのって、なんかすごい面白い。
往々にして文字のチカラはすごいけれど、
文字にして表現することで、チカラが失われてしまうこと。
「メールで関西弁を表現するのは難しいなぁ・・・・」とか、そういうんじゃなくて・・・・。
昨日と今日は、ヴィジュアル系老舗バンドの裏方。
正直、ヴィジュアル系って何?と聞かれても答えかねます。
ロック?ハードロック?パンク?グランジ?
私には分けられないので、分かりません。
とりあえずヴィジュアル系というのは、
デーモン小暮閣下と同じ釜の飯を食らってらっしゃる・・・、
という認識でよいのでしょうか、それともダメなのでしょうか。
分からないとは、分けられないということであり、
人間はトコトン、区別や判別が好きな生き物ですねぇ・・・・って。
血液型に星座、それから干支に。
私が誰か教えて欲しい、知りたい。
誰と同じグループで、誰と違うグループなのか。
群れてしまっても孤独と自我同一性に悩むニンゲン。
やっぱり社会には色んな人がいるようで、
あまり良くない、もとい悪い意味で「この人、すごいなぁ・・・」と思わずにいられない人がたくさんいます。
それでいて社会の大部分を機能させたり、
生産から消費のラインをなぞるマジョリティが、
そんな人たちであるんだな・・・と実感させられています。
ヒーローや天才なんてごくわずかで、実社会の平均こそが時代と社会の象徴のようです。
学業が本分であるうちに、そして社会へ飛んでいく前に、
たくさんの忍耐、それからそうした人々への抗体を作っておきたいという目標がなければ、
「イベントの裏方」という業務は、それほど充実したものではなさそうです。