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295日目

ゴッホ美術館。

ゴッホの作品の展示数、世界一。

その名に恥じない、美術館ぶりです。

ゴッホゴッホしてます。

「自画像」、「ひまわり」、「寝室」・・・・。

「じゃがいもを食べる人」も見たかったのですが、今ニューヨークに行ってるみたいです。

これだけ、美術館を回ってるとこういうこともあるのは仕方がないと諦めます。

とにかく「寝室」が見れて良かった。

ゴッホの作品では「寝室」が一番好きです。

 

ゴッホは日本の浮世絵からも影響を受けているようで、

展示作品の中には、北斎歌麿の模写もあるのですが、

漢字もちゃんと模写されていて・・・それが可愛らしかったです。

漢字を知らない人が漢字を書くと、なんであんなに新鮮なんでしょうか。

ジャン・レノが「内村プロデュース」の題字を書いたみたいに・・・。

 

美術館をたくさん回ると、

作品の所蔵美術館を現実感と共に覚えられるので嬉しいですね。

画集では忘れがちな所蔵美術館も、

見たときの印象を思い出せば、自然に美術館も浮かび上がってきてくれます。

世界史の試験のときに、ノートのどこに書いてあったかを思い出すみたいに・・・。

ゴッホを見て作品を反芻しても余裕を感じたので、

そのままゴッホ美術館の隣にあるアムステルダム国立美術館へ。

ゴッホ美術館と同様に学割が利きません、そして同様に入館料が高い。

お金の話で恐縮ですが、

ベルギーの王立美術館は学割が利いて、3.5ユーロ。

ゴッホ美術館、12.5ユーロ。

アムステルダム国立美術館、10ユーロ。

高いですよね・・・・美術館の値段って誰が決めてるんでしょうか。

それでも、来てよかったアムステルダム国立美術館

目玉は、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」(でしたっけ・・・?)

これは美術系の専門学校の広告に「構図テスト」で使われてましたよね・・・昔。

少作の画家フェルメールの作品はルーヴルでも見ましたが、

フェルメールの作品は概して、小振り。

個人的にはそこがいいです。

あと、青色が綺麗で絵がうまい・・・とてもうまい。 

それから・・・レンブラントの「夜警」

これはフェルメールの小振りさに対して、でっかい。

大きいから迫力があるというのはあまり使いたくない表現ですが、大きいです。

美術館の作品案内を読んで初めて知ったのですが、

「夜警」って左側を少し切り取られた経緯があるんだそうです。

しかも理由が、部屋に納まらなかった・・・・、だそうです。

それから特別展示ですごいの来てました。

ダミアン・ハーストの「for the love of god」

これは去年、YAHOO JAPAN!のニュースで見た覚えがなんとなくありました。

無数のダイヤモンドで装飾されたしゃれこうべ

芸術かどうかは・・・・・。

私の中で宝飾品のナンバーワンはトプカプ宮殿の「トプカプ・ダガー」でしたが、

「for the love of god」が暫定一位に躍り出ました。

驚くべきは 、口蓋までダイヤモンドで覆われているんです。

すんごいキラキラ。

生憎、ゴッホも国立も写真撮影禁止でしたので館内写真はありません。 

やっぱりオランダもトイレは有料なんです。

バーガーキングは大丈夫かなと思ったら・・・番頭さんがいました。

ショッピングセンターも有料です・・・・日本は素晴らしいですね、ほんと。

街中でトイレに行きたくなると困ります・・・・。

トイレ目的でショッピングセンターへ。

それでね・・・トイレから出たんですよ。

・・・・・・。

ユニクロ、二コール・キッドマンときて・・・。

行列シリーズ第3弾。

トイレから出ると人だかりが目に入りました・・・・。

再びすごい人が目の前に現れました。

永遠のハリウッドスター、ロジャー・ムーア

しかもアムステルダムは今日だけ、12月9日、7時から8時まで。

なんてタイミングがいいのかしら。

タイミングよすぎる。

この時ほど膀胱に感謝した日はありません。

でも、すごいことですよ。

だってジェームズ・ボンドが・・・・・、ジェームズが・・・。

めっちゃくちゃかっこいい。

渋い、とっても渋い。

ダンディズム」とはこの人にこそ使うべき言葉です。

もう老齢なのですが、姿勢から感じるボンドの面影。

もう、すごい感動の今日の締めくくり。

フェルメールが霞みかけました・・・でも忘れない。

明日は、宇宙人にさらわれるかもしれません。 

かっこええ♪