156日目
実は毎週水曜日は、アメリカ人の友達が「ESS」を開いていて、 私もアンタルヤに来て以来、参加することにしています。 英語のクロスワードを解いたり、ディスカッションしたり。 「ESS」に参加しているトルコ人は、 子どもから大人まで、年齢層は幅広いです。 トルコ人が話す英語は、トルコ語のように聞こえることがあります。 単語の読み方が、トルコ語読みになっていたりすることが、たまにあります。 例えば、「knife」を「クニフェ」って読むみたいな・・・・・・。 ↑は、極端な例ですが、そういった発音が聞こえてきます。 トルコ語は、読み方が英語・フランス語のように複雑ではなくて、 文字通りに読むので、その辺りがネックになっているのかもしれません。 そういう点では、日本語にはローマ字を多用しないだけに、 日本人はフラットな状態で英語に入っていける気がします。単に気がするだけ。 日本人が、6年間学んでも英語が話せないように、 英語は、トルコ人にとっても簡単ではないみたいで、 私が暮らす寮のトルコ人の大部分の友達も、英語は苦手みたいです。 それでも、トルコ語には「R」と「L」、「B」と「V」の違いがあって羨ましいのですが・・。 金田一春彦氏の著書にあったのですが、 日本語は表意文字のおかげで、造語が容易であるに加えて、意味が取りやすい、と。 今になって、身に沁みます、この言葉。 例えば・・・、「claustrophobia」って何か分かりますか? 英語で「閉所恐怖症」のことだそうです。 たとえ「phobia」が「恐怖症」ということを知っていても、 「claustro」を知らない限り、「閉所恐怖症」とは解読できません。 しかし、日本語は、 「閉所恐怖症」って見ただけで、 「狭い所が怖い症状」と小学生でも理解できそうです。 「養蚕」なんて、「sericulture」ですよ・・・・。 「養蚕」・・・見ただけで「蚕を育てる」ことだと頭に浮かびます。 あー日本語って素敵。 とりあえず、英語も頑張らないと・・と思っただけです。 |